第4回目 「ヘッダーのキャッチコピーを考えよう」
せっかく作ったホームページ、一人でも多くの人に見て、読んでもらいたいですよね。しかし「思うように表現できない」「うまく伝わらない」そんなケースが多いようです。このコラムでは、ホームページ作りに役立つ「ちょっとしたコツ」をご紹介いたします。
第4回目は「キャッチコピーを考えよう」です。それでは、スタート!
えーっと、えーっと、えーっと・・・
ルドルフくん、どうしたの?何か考え込んでいるようね。
近所のお寿司屋さんに頼まれて、ホームページのキャッチコピーについて考えているのさ。
頑張っているのね。見せて、見せて!
なるほど、美味しい寿司屋さんだということはわかったわ。でも寿司屋さんって、どのお店も美味しいと思うんだけど・・・他のお店との違いがよくわからないわ。
アリーナちゃん、相変わらずハッキリと・・・。
実は、自分でも考えているうちに、どうしてよいかわからなくなってしまって。
アリーナちゃん、助けてー!
それで、険しい表情をしていたのね。キャッチコピーの作り方を解説するわね。
キャッチコピーと聞くと、なんだか難しく聞こえてしまうかも知れませんが、「お店やサービスの良さ」を「短い言葉で伝える」ととらえてみましょう。プロが作るようなクリエイティブな文章などは必要ありません。
実はキャッチコピーの作成には、いくつかパターンがあります。まずは基本型を押さえておきましょう。
パターン | キャッチコピー例 |
1.安さ、お得さを強調 | ランチは980円!美味しい海の幸をお手頃価格で |
2.希少性を強調 | 毎日30食限定、こだわりぬいた海の幸をお届けします。 |
3.立地の良さを前面に | 銀座駅から徒歩1分!会社帰りにフラッと立ち寄れる寿司屋です。 |
4.伝統を前面に | 30年の伝統を持つ寿司職人が心をこめて握ります。 |
5.お客様の声を利用 | 「日本一アナゴが美味しい」と言われました。 |
6.呼びかける | 銀座で美味しい中トロを味わいたいあなたへ |
7.ランキング | ●●ランキングで1位を獲得!3万人に選ばれた神道寿司 |
業種やホームページの内容によって合うもの、合わないものなどがありますので、チグハグにならないよう検討してみてくださいね。
以下の流れで作成してみましょう。
(1)他と差別化できる部分や「強み」「メリット」「特長」を箇条書きで書き出します。
(2)(1)で書き出した中から、キャッチコピーとして使うキーワードを2~3個ピックアップします。
アリーナちゃん、これならぼくにも作れそう!
でしょ!ルドルフくんが作ったキャッチコピーも直してみましょうか。
できた!どう?アリーナちゃん。高級感を出してみたよ。
お店の特長が、バッチリ伝わるようになったわね。今度、連れてってね!
キャッチコピーの作成の基本型、ぜひ使ってみてくださいね。どうしても長くなってしまうときは、キーワードを減らす、言い回しを変えてみるなどで「削る」工夫をしてみてください。
次回のJimdoワンポイント講座配信予定は9月26日(金)頃の予定です。どうぞお楽しみに!
ホームページを良くしていくのってなかなか難しいよね。
詳しい人に相談できるといいんだけど・・・